保険会社に約20年勤めた経験と自分の保険を見直した時の経験を踏まえて、大阪府民共済(都道府県民共済の大阪府版)の活用方法をご紹介します。

遺族年金の試算方法

遺族年金とは、国民年金や厚生年金、共済年金に加入している被保険者が亡くなった場合に、その遺族に支給される年金のことです。

遺族年金には、すべての被保険者の遺族が対象となる「遺族基礎年金」と、厚生年金や共済年金の被保険者に遺族だけに「遺族基礎年金」に上乗せして支給される「遺族厚生(共済)年金」があります。

1.遺族基礎年金

国民年金、厚生年金、共済年金に加入している被保険者が死亡した場合に、以下の条件を満たす遺族に支給されます。

  • 18歳以下の子どものいる妻
  • 18歳以下の子ども

したがって、遺族基礎年金は、子どものいない妻や末の子が19歳(大人)になった時以降は、支給されません。

(1)遺族基礎年金の年金額(平成26年度)

772,800円+子の加算(*)
*子の加算:第1子・第2子は各222,400円、第3子以降は74,100円

例えば、18歳以下の子どもが1人いる妻の場合、遺族基礎年金として995,200円(772,800円+222,400円)が、子どもが18歳になるまで支給されます。

2.遺族厚生年金

厚生年金に加入している被保険者が死亡した場合に、配偶者または子どもに支給されます。

(1)遺族厚生年金の年金額

遺族厚生年金の年金額は、「厚生年金の加入期間(*)」と「加入期間中の平均報酬」をもとに計算した金額となり、遺族基礎年金のように一律の金額ではありません。

*厚生年金の加入期間が、25年(300月)未満の場合は、25年(300月)とみなして計算されます。

・子のいない30歳未満の妻は5年間のみ遺族厚生年金が支給されます。

・夫が遺族厚生年金を受ける場合は、妻の死亡時において55歳以上であることが条件となり、支給開始は60歳からとなります。

なお、遺族基礎年金の支給要件を満たす場合(「18歳以下の子どものいる妻」、「18歳以下の子ども」)は、遺族基礎年金もあわせて支給されます。

(2)遺族厚生年金の試算

日本年金機構のねんきんネットで、遺族厚生年金の概算を試算できます。

    1. 厚生年金の加入月数と老齢厚生年金額の確認
      日本年金機構のねんきんネットにログインして、「年金記録の一覧表示」の画面で「年金記録照会」を行い、「1‐4 加入期間の情報」で「厚生年金保険の加入月数」を照会します。
      また、「年金見込額試算」の画面で「簡単試算」を選択いして「試算」を実行すると、「年金見込額」が表示され、「詳細」ボタンを押すと年金見込額の内訳として「老齢厚生年金」の額が表示されます。
    2. 厚生年金の加入月数が、300月(25年)以上の方
      上記の「(老齢厚生年金」×3/4が、遺族厚生年金額(概算)になります。
    3. 厚生年金保険の加入月数が、300月(25年)未満の方
      上記の「老齢厚生年金額」÷厚生年金保険の加入月数×300×3/4が、遺族厚生年金額(概算)になります。

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